「はじめてのアコム」のフレーズでお馴染みの大手消費者金融アコム。
知名度も高いので安心感もあり、消費者金融の利用が初めての方にもオススメです。
しかし、いざアコムに申込みをするとなると心配なのが審査。「どうすれば審査に通るのか」「審査の流れが分からない」などの不安や疑問が生じるかと思います。
そこで、今回はアコムの審査について徹底解説!
アコムで即日融資を受けるための審査方法や、審査に通る人・通らない人の特徴などを詳しく説明します。
アコムの特徴について
消費者金融・カードローンの中でもトップクラスで高い知名度を誇るアコムですが、「他社消費者金融との違いはよく分からない」という方へアコム独自の特徴をまとめてみましたので参考にしてみて下さい。
アコムは利便性が高い
消費者金融を選ぶ際に重視したいのが利便性。アコムなら、自社ATMはもちろん、全国のコンビニATMや提携銀行のATMが利用できるため非常に便利です。
アコムの店舗・自動契約機コーナーは全国で1,000ヵ所、自社ATM・提携ATMの設置台数は51,737台(2019年3月現在)もあるため、いつでもどこでも好きなタイミングで借入や返済ができます。
アコムは30日間無利息サービス
アコムを初めて利用する方には、契約日の翌日から30日間の利息が免除される「30日間無利息サービス」が用意されています。
仮に限度額一杯まで借りたとしても、30日以内に完済できれば利息は一切不要です。
初めてアコムを利用する方は、このサービスを上手く活用して返済負担を減らしましょう。
カードローン機能付きクレジットカード(ACマスターカード)
アコムは消費者金融の中で唯一クレジットカード会社と提携しており、カードローン機能付きクレジットカード(ACマスターカード)を取り扱っています。
カードローン専用商品とは別物になりますが、最短30分審査、最大800万円の限度額など、ローン自体の特徴は同じです。
買い物の際にはクレジットカード、お金に困ったときにはカードローンとして借入ができ、まさに一石二鳥。
カードを沢山持ち歩きたくない方、ローンカードに抵抗がある方にもぴったりです。
アコムは即日融資審査OKの可能性について
アコムの審査時間は最短30分。
消費者金融の中でもトップクラスのスピードを誇り、即日融資を受けることもできます。
手続方法
アコムから最短で即日融資を受けたい人は、公式サイトからの申込みがオススメ。
契約方法は自動契約機を利用した「来店契約」と「WEB契約」の2種類があります。
来店契約ならその場でカードを発行し、土日祝日でもATMで即日融資が可能です。
ATMに行く時間がない方はWEB契約後、振込で融資を受けることもできます。
- 公式サイトから申込み
- 審査
- 必要書類提出
- 契約・融資
来店契約
自動契約機へ行き、カード発行→併設ATMで借入
WEB契約
審査結果の回答メールから契約手続き→振込融資
条件について
アコムの振込融資は受付から最短1分で口座入金となるので、急ぎの用事にもすぐに対応可能。
ただし、1分で対応できるかどうかは、どの金融機関の口座を指定するかによって大きく異なります。
楽天銀行 | 毎日0:10 ~ 23:49 |
三菱UFJ、ゆうちょ、三井住友、みずほ | 平日0:10 ~ 23:49(月曜のみ9時以降)、休日9:00 ~ 19:59 |
モアタイム金融機関 | 平日9:00 ~ 17:29 |
その他金融機関 | 平日9:00 ~ 14:29 |
上記以外の時間帯は、営業時間が開始してからの振込となりますので注意して下さい。
振込実施時間拡大(モアタイム)金融機関は公式サイトから調べることができるので、振込融資を希望する方は事前にチェックしましょう。
楽天銀行であれば、契約さえ完了していれば24時間いつでも即振込みが実施されます。
アコムの即日融資は何時まで?
楽天銀行などの一部の銀行では24時間振込可能ですが、当然ながら審査が完了していなければ借入はできません。
アコムの審査実施時間は9時~21時まで。
ギリギリに申込むと審査回答が翌日になる可能性があるので、遅くとも20時までには申込みをすると良いでしょう。
確実に即日融資を受けたい方は、できる限り早い時間帯から手続きを開始しましょう。
アコム即日融資の注意点など
即日融資はスピード勝負。しかし、審査中にトラブルが発生すると大きな時間のロスとなります。
特に多いのは下記のような提出書類に関するトラブル。
- 書類不鮮明
- 書類の有効期限切れ
- 申告住所と書類上の住所が異なる
解決できるまで審査が止まってしまうので、不備がないように事前に確認しておきましょう。
アコムの審査に通る人・落ちる人
アコムの審査OKになる人とNGになる人の傾向をまとめています。
アコムの審査に通る人
アコムの審査に通るためには、必ずしも正社員で高収入である必要はありません。
もちろん収入の高さや雇用形態も評価項目の一つですが、何よりも大切なのは毎月一定の収入があることです。
収入が少ないアルバイトやパートでも安定した収入を得ていれば審査に通ることは可能です。
特に勤続年数が長いほど、評価はプラスに繋がり審査に通りやすくなります。
アコムに審査に通らない人
アコムの審査NG隣る人は大きく4パターンあります。
返済能力が不十分
アコムの審査では、最後まできちんと完済できるだけの返済能力があるかを様々な角度から判断しています。当然、返済能力が不十分と判断されると審査には通りません。
特に注意していただきたいのは、勤続年数や雇用形態。
- 転職したてで勤続年数が半年未満
- 無職、日雇いや短期の仕事のみで定期収入が無い
上記のようなケースに該当する場合は、安定した返済ができないと判断される可能性が高いので要注意です。
未成年
アコムを利用できるのは、20歳以上。日本の民法では未成年の契約行為は認められておらず、未成年が交わした契約は取消ができるというのがその大きな理由です。
契約が取り消された場合、既に使用した借入金の返還義務はなく、アコムは貸し倒れのリスクを負ってしまいます。
こうしたリスクを回避するためにも、収入の有無に関わらず未成年者への貸付を一切行っていないのです。
総量規制
総量規制は消費者金融などの貸金業者に適用される制度。
この制度により、貸金業者での借入総額は年収の3分の1までと制限されています。
例えば、年収300万円であれば借入できる総額は100万円まで。
しかし、既に他社で100万円借りている場合は、アコムでの追加借入はできません。
信用情報に問題がある
個人の借入履歴や支払状況などの信用情報は、専門機関に一定期間保管されます。
各金融機関は信用情報機関を通じて情報共有ができるため、遅延や金融事故などの情報も審査の際に必ずばれてしまうのです。
長期延滞や債務整理などの金融事故は即審査落ちとなりますので注意して下さい。
アコムの審査を通過しやすくするために
アコムの審査について通過のポイントをご紹介。
虚偽の申告をしない
他社借入や勤続年数、年収などに不安要素がある場合、審査に通りたいがあまりに虚偽の申告をしてしまう方も少なくありません。
しかし、信用情報やアコムに蓄積されている膨大なデータとの照合等により、嘘や間違いなどの不自然な申告はすぐに見抜かれてしまいます。
審査で虚偽申告が判明すればそのまま審査落ち。
契約後に嘘がバレた場合は、カードの利用停止や一括返済を求められますので、申込み時には嘘偽りのない正しい情報を申告しましょう。
在籍確認にはちゃんとでる
在籍確認は審査の最終段階に行われます。しかし、万が一確認ができなければあと一歩のところで審査落ちとなってしまいます。
審査を通過しやすくするためには在籍確認の段取りも重要。
アコムからの在籍確認の時間は指定できますので、職場の同僚や電話担当者に「◯時に自分宛の電話がある」旨を伝えておくことで、審査をスムーズに進めることができます。
希望限度額を低めに
アコムの限度額は最大800万円ですが、担保・保証人なしで貸出をするのはリスクがあるので、最初は返済能力に見合った少額融資しかできません。
そのため、希望額を高めに設定すると計画性に欠けると判断され、審査に不利に働きます。希望限度額は必要最低限に留め、多くても50万円までにすると良いでしょう。
アコムの審査の流れ
実際にアコムの審査フローをご紹介いたします。
申し込み方法
①申し込み
アコムの申込み方法は次の5種類から選択することができます。
- インターネット
- 店頭窓口
- 自動契約機(むじんくん)
- 電話
- 郵送
インターネットや電話を使えば、外出先でもパソコンやスマホから手軽に申込むことができます。その場でカードを発行したい方は店頭や自動契約機が良いでしょう。
じっくり考えたい方には郵送がオススメです。
②審査
申込み後は仮審査が行われます。メールか電話でアコム担当者より申込み内容確認の連絡が来たら必要書類を提出し、更に本審査へと進みます。
③契約・融資
契約には次の3通りの方法があります。
1.WEB契約
WEB契約の場合は、カードを自動契約機・店頭で即時発行するか、郵送受け取りにするかを選択できます。振込融資を希望する場合は、契約完了後、インターネットや電話から振込依頼をしましょう。
2.来店契約
自動契約機または店頭窓口で契約し、その場でカードの発行ができます。カード受け取り後はATMですぐに借入可能です。
3.郵送契約
自宅へ契約書類とカードが郵送されます。
カード受け取り後に会員メニューにログインもしくはアコムに電話連絡をすることで、ATMで借入ができるようになります。
必要な書類
①本人確認書類
アコムの申込者全員が必要なのが、以下のような本人確認書類。
- 運転免許証
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- パスポート
申込み方法によって、用意する書類の数が異なります。また、外国籍の方は「在留カード」または「特別永住者証明書」が併せて必要です。
本人確認書類2点を提出
※次のいずれかの条件に該当する場合は1点のみの提出で可
- カードなし、口座振替返済
- 住民票の写しor公共料金の領収書を2点目の書類として提出
- 契約完了後、来店でカード受け取り
本人確認書類1点を提出
②収入証明書類
- アコムの利用限度額が50万円を超える
- 他社を含めた借入総額が100万円を超える
このどちらかに該当する人は、審査担当者から下記の収入証明書類のうち1点の提出を求められます。
- 源泉徴収票
- 給料明細書(直近2ヶ月+1年以内の賞与明細書)
- 市県民税額決定通知書
- 確定申告書
- 所得証明書
- 時間など
インターネット | 24時間365日 |
店頭窓口 | 平日9:30~18:00 |
自動契約機(むじんくん) | 9:00~21:00(年末年始期間は除く) |
電話 | 24時間365日 |
郵送 | 随時 |
アコムでは電話でも24時間365日対応しており、夜間でも申し込み後はすぐに仮審査が行われます。
本審査は在籍確認や信用情報照会があるため営業時間開始後になりますが、少しでも融資までの時間を短縮したいという方は仮審査まで済ませておくと良いでしょう。
即日融資について
最も早い即日融資の方法は、スマートフォンやパソコンからインターネット申込み→自動契約機で契約・カード発行→併設されたATMから借入という手順です。
全てがWEB上で完結する振込融資もスピーディーですが、時間帯や曜日によっては即日融資ができない場合もあるので注意しましょう。
ただし、楽天銀行の口座を持っていれば、24時間365日振込を受けることができます。
アコムの返済方法について
アコムは返済についてもさまざまな方法で行うことができます。
アコムの返済場所(ATM)
アコムの返済手段は、以下の6種類です。
- インターネットバンキング
- アコムATM
- 提携ATM
- 店頭窓口
- 銀行振込
- 口座振替
提携ATMと銀行振込は1回につき110円~220円の手数料がかかります。
月に1回返済すると年間約1,300円~2,600円の手数料が必要になるので、24時間いつでも無料で返済できるインターネットや払い忘れの心配のない口座振替などの無料の返済方法を選ぶと良いでしょう。
返済日
返済日には次の2通りの方法があります。
それぞれの特徴をしっかりと把握して返済日を決めましょう。
35日ごと
返済の翌日から35日後が次回の返済期限となり、毎回返済日が変わります。
35日以内であれば、いつでも都合に合わせて返済可能です。
毎月指定期日
返済日を忘れたくない、給料日に合わせたいという方は、毎月決まった日を返済期日にするこちらの方法を選択しましょう。
ただし、当月の返済扱いになるのは返済日の15日前〜返済日のみ。
15日以上前に入金すると、前月の追加入金扱いとなり、その月はまだ返済していない状態になるので気をつけましょう。
口座振替の場合は、20日締め切りの翌月6日引き落としに固定されます。
アコムの審査について(まとめ)
サービスも充実しており、大手ならではの安心感があるアコムは、初めての方にも安心しておすすめできる消費者金融といえます。
安定した収入があれば、正社員でなくても審査に通る可能性は十分にあります。
一方、信用情報に傷がある方や他社借入が多い方は審査に通るのが難しいでしょう。
特に金融事故を一度起こしてしまうと、5年〜10年は信用情報に記録されています。
過去に起こしたトラブルであっても、記録が残っている間はアコムの審査に通ることは不可能なので、申込前に確認しておきましょう。