SMBCモビットは、知名度も高く、審査スピードやサービスにも高い評価を得ている大手消費者金融です。
非常に便利で手軽なSMBCモビットですが、まずクリアしなければならないのが審査。今の自分の状態で審査に通過できるのかと不安になっていませんか?
実は審査に落ちてしまう要因は限られており、しっかりと対策をとることで審査通過率は格段にアップします。
この記事では、SMBCモビットの審査に通るためのポイントを分かりやすく解説していきます。
SMBCモビットの特徴について
数あるカードローン・消費者金融の中で知名度があるSMBCモビットの特徴について解説していきます。
WEB完結申込
申込みから借入、返済までの全ての手続きがネット上で行える「WEB完結申込」は、SMBCモビットの人気サービス。
他社にも「WEB完結」というサービスはありますが、SMBCモビットが他と違うのは内容確認や在籍確認の電話連絡を一切なしにできる点です。
また、利用明細やカードなどの郵送物もないので、消費者金融の利用を誰にもバレたくない方も安心して利用できます。
ただし、WEB完結申込を利用するにはいくつかの条件があります。まず、WEB完結申込では書類で在籍確認をするので、勤務先確認書類として社会保険証または組合保険証と給与明細が必須です。
また、カードの発行がないので、借入も返済も口座を通して行われます。
そのため、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている必要があります。
10秒簡易審査
SMBCモビットの公式サイトから申込みをした場合、10秒簡易審査を受けることができます。
少ない申告項目で利用可否が瞬時に分かるので、借入ができるかで今後の予定が変わるという場合にも便利です。
ただし、簡易審査とはいえ、正式な事前審査ですので申込み内容は正確に入力しましょう。
SMBCモビットは提携ATMが豊富
SMBCモビットには自社ATMはありませんが、その代わりに全国14万台(※2019年9月現在)もの提携ATMが用意されています。
提携ネットワークは日本全国に拡がっており、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などのメガバンクだけでなく、地方銀行や信用金庫とも提携しています。
また、セブン銀行やローソン銀行、イーネットなどの各コンビニATMも提携機関となっているので、いつでもどこでも借入・返済が可能です。
提携ATMは手数料が発生する消費者金融も多いですが、SMBCモビットの場合、三井住友銀行ATMであれば手数料無料で利用することができます。
SMBCモビットは即日融資審査OKの可能性について
SMBCモビットは最短30分で審査回答。即日融資も可能なので、急にお金が必要になった時に頼りになります。
手続方法
最速で借りたい場合にオススメなのがインターネット申込み。最初に「カード申込」と「WEB完結申込」のどちらを選択するかで手続きの流れが変わります。それぞれの手順を見てみましょう。
【カード申込】
- 公式サイトから申込み
- 簡易審査結果表示・追加情報入力
- 必要書類アップロード
- 審査
- 三井住友銀行のローン契約機でカード受け取り
- ATMで借入
- 契約書類郵送 (後日)
カード申込みは入力項目も少ないので、手続きが簡単です。
上記の方法以外にも、カードを郵送受け取りにして、振込融資を受けることもできます。
【WEB完結申込】
- 公式サイトから申込み
- 簡易審査結果表示・追加情報入力
- 必要書類アップロード
- 審査
- 入会手続き
- 振込キャッシングまたはスマホATM取引
電話連絡一切なしのWEB完結なら、内容確認や在籍確認の電話がないので、審査時間を短縮しやすいというメリットがあります。
また、カードを受け取る必要もなく、振込依頼から最短3分で口座へ入金可能です。近くにセブン銀行があればスマホATM取引を利用して借入することもできます。
条件について
【WEB完結申込の利用条件】
①社会保険証または組合保険証+給与明細を提出
※船員保険証や国民健康保険証はWEB完結申込の対象外です。
②三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を保有し、
SMBCモビットからの振込貸付と口座振替返済に利用する
上記の条件を満たせない方は、カード申込みを選びましょう。
申込みは何時まで?
三井住友銀行のローン契約機の営業時間は9時〜18時※営業時間は店舗により異なります。
申込当日にカードで借入するには、この時間内にカード受け取りまで済ませなければなりません。
また振込キャッシングで即日融資を利用する場合も時限があります。
2018年10月から銀行の24時間振込が開始されたことにより、メガバンクはもちろん、ネット銀行や一部の地方銀行でも、夜間や土日でも最短3分で振込に対応できるようになりました。
しかし、振込時間拡大に対応していない金融機関の場合は、平日14:50までに手続きを完了しなければ当日中の振込はできません。即日融資を希望している方は事前に確認しておきましょう。
注意点など
審査は最短で30分ですが、申込み順に審査を行っているので混雑時には時間がかかることがあります。
そのため、即日融資を希望する場合はできる限り早めに申込みすることが基本です。
しかし、どうしても時間がない時には、インターネット申込み後、コールセンター「0120-03-5000」に電話をして下さい。
混雑時でもすぐに審査が開始されます。
SMBCモビットの審査に通る人・落ちる人
審査に通る人
- 年齢20歳~69歳
消費者金融の申込み要綱には必ず年齢条件が記載されており、対象年齢であることが審査通過の第一条件です。
SMBCモビットの場合は「20歳~69歳」。働いて収入がある方でも、未成年は申込みができませんので気をつけましょう。
- 返済能力がある
審査で最重視されるのは返済能力です。「融資したお金を最後まで返済できるか」を判断するためには、次のようなポイントが審査通過の鍵となります。
- 定職につき、安定して得られる収入がある
- 他社借入が多くなく、返済負担が少ない
上記の条件を満たすことができれば、アルバイトやパート、自営業の方も審査通過の可能性は十分にあります。
審査に通らない人
- 総量規制
貸金業法には、「貸金業者は年収の3分の1を超える金額を貸付してはならない」と定めた総量規制という制度があります。
他の貸金業者での借入額も含めて判断するため、既に他社で年収の3分の1近い借入をしている方はSMBCモビットの審査に通ることは難しいでしょう。
- 勤務年数、雇用状態
職を転々としている、仕事を始めて間もないなど、勤続年数が短い場合は「融資後に勤務先から解雇されたり、すぐに転職するリスクがある」として審査に落ちる可能性があります。
また、日雇いや短期のアルバイトをしている場合も、完済まで常に安定した収入が確保できるとは言い難いので、審査には不利になります。
- 金融事故を起こした経験がある
融資の審査をする上で、重要な判断材料となるのが個人信用情報。この信用情報に傷がある人は「返済能力が欠けている」と判断されてしまい、審査に落ちてしまうので要注意です。次のような金融事故を起こすと、最長10年も傷がついた状態が続きます。
- クレジットやローンで61日以上、3か月以上の長期延滞
- 債務整理
- クレジットカードの強制解約
- 保証会社による代位弁済
SMBCモビットに申し込むのであれば、これらの事故登録が削除されてからにしましょう。
SMBCモビットの審査を通過しやすくするために
情報を正しく間違えなく
虚偽申告や記入ミスは、審査では必ず見抜かれてしまい、マイナス材料となります。
まず、虚偽申告をする人は信用できないと判断されますので、審査には通過できません。
また、故意ではない記入ミスだったとしても、ミスと嘘を線引きするのは難しいため、虚偽申告として処理される可能性があります。
申込時に申告する情報は「正確に、嘘偽りなく」が鉄則です。
在籍確認にはちゃんとでる
WEB完結申込では電話での在籍確認はありませんが、カード申込の場合は他の消費者金融と同様、本審査時に勤務先への電話連絡があります。
万が一、何らかの理由で在籍確認が取れなかった場合、審査に落ちてしまうので注意しましょう。
営業時間が夜、私用の電話が禁止されているなどの懸念事項がある方は、事前にSMBCモビットに相談してみて下さい。
最初は限度額を最小限に
一般的に、借入希望額が多いほど審査が厳しくなる傾向があるため、必要最小限の額を申告する方が審査には通りやすくなります。その後の利用実績によっては将来増額することも可能なので、まずは審査に通過することを優先しましょう。
SMBCモビットの審査の流れ
申し込み方法
SMBCモビットには次の4種類の申込み方法があります。
- インターネット(スマートフォン・パソコン)
- 三井住友銀行のローン契約機
- 電話
- 郵送
それでは、この中でも利用者の多いインターネット、三井住友銀行のローン契約機からの申込みの流れを見てみましょう。
【インターネット】
インターネットの場合、「WEB完結申込」か「カード申込」を選択できます。
①公式サイトから申込み
②簡易審査結果
③必要書類提出
スマホのカメラやスキャナーを使い、WEB上にアップロードするだけで提出完了です。
④本審査
⑤本審査結果通知
メールか電話で審査結果が通知されます。WEB完結の場合はカード受け取りや契約書類がないので、ここで全ての手続きが完了です。
入会手続きを行い、振り込みキャッシング、スマホATM取引での借入が可能になります。
⑥カード受け取り(カード申込の場合)
郵送か自動契約機でカードを受け取ります。受け取り次第、ATMでの借入も可能になります。
⑦契約書類返送(カード申込の場合)
後日、自宅にSMBCモビットから契約内容確認書類が届きます。記名・捺印をして返送して下さい。
【三井住友銀行のローン契約機】
①申込み、必要書類提出
三井住友銀行のローン契約機のタッチパネルで必要事項を入力。契約機の室内にあるカメラ・スキャナーで書類を送信します。
②簡易審査結果
③カード受け取り
SMBCモビットでは、正式な審査結果が出る前にカードが発行されます。この時点ではまだ借入はできませんが、審査終了までブース内で待たなくても良いように配慮されています。
④本審査結果通知
電話で審査結果が通知され、審査に通過していればカードでの借入が可能になります。
⑤契約書類返送
必要な書類
SMBCモビットに申込む際には、下記の本人確認書類と収入証明書類が各1点ずつ必要になります。
本人確認書類
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
収入証明書類
- 源泉徴収票
- 税額通知書
- 所得証明書
- 確定申告書
- 給与明細書 (直近2ヶ月+直近1年の賞与明細書)
他の大手消費者金融では、利用限度額によっては収入証明書類が不要な場合があります。
しかし、SMBCモビットでは、利用限度額に関係なく収入証明書が必要ですので、事前に手元に用意しておきましょう。
・時間など
インターネット 24時間365日
三井住友銀行のローン契約機 9:00~18:00※営業時間は店舗により異なります。
電話 9時〜21時
郵送 随時
即日融資について
即日融資をスムーズに行うなら、ネット申込みをしてから三井住友銀行のローン契約機でカード発行、提携ATMで借入という流れが最もスピーディーです。
三井住友銀行のローン契約機が近くにない場合は、振込キャッシングも可能ですが、曜日や時間帯には気をつけましょう。また、セブン銀行ATMで24時間利用可能なスマホATM取引も便利です。
SMBCモビットの返済方法について
返済場所
SMBCモビットには次のような返済方法が用意されています。
口座振替
返済日に自動引き落としされる口座振替なら、手間や時間が一切かかりません。利用できる銀行は、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行の4つです。
ATM入金
ATM入金型は、銀行やコンビニに設置されている提携ATMから返済する方法です。
コンビニATMであれば、原則24時間使えるので非常に便利です。
銀行振込
SMBCモビット指定の銀行口座へ振込することで返済ができます。
ただし、銀行所定の振込手数料が必要となります。
返済日について
約定返済日は、月に1度、5日、15日、25日、末日から都合に合わせて選択可能です。
給料日付近に設定することで、支払い忘れや残高不足を防ぐことができます。
SMBCモビットの審査について(まとめ)
「今すぐお金が必要!でもお給料日はまだ先…」そんな時に頼りになるSMBCモビット。
正社員かつ高収入でなければ審査に通らないのでは…と思われがちですが、安定した収入があり、返済能力が十分にあれば、正社員以外の方も審査OKの可能性は高いでしょう。
ただし、金融事故や他社借入が多過ぎる方は審査に通りませんので要注意です。
今回紹介したポイントを踏まえ、万全の体制でSMBCモビットの審査に臨みましょう。